施設の目的・基本方針・運営指針について

目的

児童福祉法第41条の規定に基づき業務を行い、同法第27条第1項第3号の規定により、堺市子ども相談所、大阪府・その他の児童相談所より措置委託を受けた子どもを養護し、あわせて退所したものに対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする。

基本方針

児童福祉法の理念に基づき、人間性の回復に重点を置き、子どものニーズを尊重し、自立性・創造性・批判性の三本柱をたてて、あらゆる角度から子どもと共に集団生活を営み、
堅実な独立生活の道を見出せる人間の形成を目指す。

運営方針

方針01

ひとりひとりの人格を尊重し、「憩い」「安らげる」生活が送られるような雰囲気づくりを目指す。

方針02

子ども中心の運営を考え、管理主義的な対応を避ける。

方針03

家庭での養育の継続性を大切にし、家庭に近い日常の生活リズムの確保を心がける。

方針04

子どもの自主性を尊重し、情緒の安定と向上意欲を育て自立を目指す。

方針05

地域住民の一員として溶け込めるように地域自治会活動や子ども会活動に積極的に参加する。

倫理綱領

施設養護では、子どもたちが社会において個人として生活するために、健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるように十分な準備を整えることが大切です。
私たちは、子どもの理想を実現するため、個人の尊厳を重んじ、人権と社会正義の原則に則り、子どもと親を支援するため次のことを行います。

子どものさまざまな可能性を伸ばします。
養護の行き届いた環境を創りだします
保護者と協働しながら子育てをします

私たちは、子どもの最善の利益を第一に考え、社会的養護を通じてその福祉を積極的に増進するように努めます。

私たちは、一人ひとりの子どもが心身ともに健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境を提供し、その健やかな育ちを支えます。

私たちは、保護者のおかれた状況や意向を理解し、保護者と協働して子どもの育ちや子育てを援助します。

私たちは、プライバシーを保護するため、社会的養護を通じて知り得た個人の情報や秘密を守ります。

私たちは、職場におけるチームワークや関係機関との連携を大切にします。

私たちは、人権と社会正義に基づき、子どものニーズを受け止め、子どもの立場に立ってそれを代弁します。

私たちは、研修や自己研鑽を通じて、常に自らの人間性と専門性の向上に努め、専門職としての責務を果たします。

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